こんにちは!にゃー子です。
この夏、カブトムシをお子様と取りに行かれた方、多いのではないでしょうか?
にゃー子は虫全般が苦手なのでカブトムシ取りや、飼育は無縁と思っていたのですが、親戚が遊びに来て、なんとカブトムシやセミなどを捕まえ飼育することに。。
カブトムシ飼育に必要な道具、はじめて飼ってみた感想・注意点なども含めて記載していきたいと思います(^▽^)/
目次
カブトムシが集まりやすい木は?
まずカブトムシを捕まえに行きましょう!!
カブトムシって、特別な森の奥とかに行かないと捕まえることが出来ないと思っていたのですが、案外、近場の公園にいました。
ただ、クワガタやカブトムシが好きな木があって、「クヌギ」と「コナラ」に来ます。
カブトムシはクヌギとコナラからでる樹液が大好きだそうです。(クヌギとコナラの見分け方が分からない!っていう方はクヌギ、コナラ見分け方で検索すると分かりやすい説明があると思いますので是非検索してみてね!)
だから、やみくもに、ゼリーを仕掛けたり、カブ蜜を塗っても来ないので、来る確率が高い木に昆虫ゼリーや、カブ蜜、バナナなどを仕掛けた方が良いです!
ダイソーで、こんなネットがありましたよ!!便利!

ご近所であれば、毎年カブトムシをとるために仕掛けている方がいらっしゃると思うので、カブトムシがとれる木には、仕掛けの餌などが巻き付けてあることも。
今年は、私たちもそれを目印に、やみくもに探すことなく、よくカブトムシが来る木、1本集中狙いで今年の夏は合計15匹くらいのカブトムシを捕まえることが出来ました♪

捕まえたのはいいけど、、土や餌等はなにも用意していなかったので、急いで100均に買いに走ることに。
土のない虫かごに入れると、カブトムシがツルツル滑ってしまってうまく歩け無そうでした。
300円の虫かごだと大体このくらいのサイズです。
カブトムシを飼うために必要な道具は?
〇虫かご・・小さいと土や枝、餌を入れるといっぱいなので、2つに分けるか大きな虫かごを用意した方が良いです。ダイソーだと500円が一番大きなタイプです。
〇カブトムシの土・・下の写真参照。
〇カブトムシの餌・・・ゼリー、カブ蜜タンク
〇水分・・・霧吹きでも可ですが、売ってます。
〇枝、葉っぱ等・・・こちらも近所に適当なものが無ければ、100均に売っています。足場がないとひっくり返ってしまったとき、戻ることが出来ないので入れてあげましょう。
〇カブトムシ、クワガタ虫飼育用 臭い取り活性炭・・カブトムシを飼っていると、カブトムシの臭いがあるので、こちらも土にまぜた方が臭いが軽減されると思います。


500円サイズだとこのくらい↓

100均でカブトムシを飼うための必需品が一式揃うのですが、8月下旬ごろになると、近場のダイソーでは土が売り切れていました。
沢山カブトムシを飼う場合はホームセンター等、他でも手に入りそうなところを確認しておいた方が良いと思いました。因みに9月上旬は、もうカブトムシグッズは前面には置いてなかったのですが、ペットコーナーなどのところに虫取り網などと置いてありましたよ。
【カブトムシ飼育初心者】飼ってみて分かったことは?
小さいけど食欲旺盛!
カブトムシって、昼間は全然動いてなくて、土の中に潜っていたりするんですけど、夜になると活発にガサゴソと動き出してゼリーを食べだすんです。
ペットショップでカブトムシなども売っているお店の方に聞いたら、5匹カブトムシがいたらゼリーは5個入れた方が良いと言われたんですけど、5個いれると足の踏み場がなくなるため、4個入れて小まめに無くなったら追加していました。
体は小さいのに、すごい食欲旺盛ですね。
脱走する可能性あり!?
虫かごが足らなくなって、急遽、紙でできた小さいお菓子が入っていた箱に穴をあけてカブトムシを入れて置いたら、紙を食いちぎって夜に脱走。。。
こんなに簡単に脱走できてしまうんだ!と驚きました。
長年、カブトムシを幼虫から育てた経験のある知り合いに聞いたら、カブトムシを虫かごに入れて置いたら蓋を角で持ち上げて脱走してしまったことがあるそうです。
なので、虫かごの上に、なにか重りみたいのをのせるといいよと教えてもらい、うちでは、虫かごの上に、小さめの虫かごをのせていました。
因みに別の知り合いも夜中に脱走したカブトムシを見つけた時は、黒いのでGなのかと思ってびっくりしたと言っていましたので、そんなことにならないためにも、蓋はしっかり閉まっているか要チェックですね。

カブトムシを飼っていて気になったことと注意点
涼しい場所で飼う
そもそも外で生きているのだから、玄関前でも大丈夫じゃないかな?(直射日光は当たらない、屋根のあるところでしたが)と思い、外にカブトムシを出していたら、暑さでぐったりしてしまったんです。
最初、土がない虫かごに入れていたのでひっくり返ってしまうし、暑い時、土の中に潜ることも出来なくてカブトムシにとってはちょっとつらい環境だったのかもしれません。。
こちらも店員さんに聞いたら、直射日光のあたらない場所、玄関や、可能であれば涼しい室内に置くのが良いと教えてもらいました。
因みに昼間、虫かごをみると、ひっくり返ったまま動かないカブトムシがいて、もう寿命が近いのかな、なんて思っていたのですが、調べてみると、余計な体力を使わないようにそのままじっとしていることも有るそうです。
カブトムシの土について
最初、100均のカブトムシ育成マットを使っていたのですが、カブトムシが増え虫かごを増やすタイミングで、ペットショップの店員さんにすすめられ、フェレットなどにも使用する固形の木のチップみたいなものを使ってみました。
最初は固形だけど、カブトムシがかみ砕いていくので粉々になりマットになるという代物。
こちらの使用感も良かったのですが、カブトムシの卵を見つけるときに大きな問題が。。
それは、卵と似たような色味で見づらいということ。黒い土であれば白っぽい卵がすぐに見つけられたのでしょうけど、目も悪いし、明るい室内でふるいにかけて探したけど、見つからずでした😿
オスとメスを一緒にいれて、交尾もしていたので、卵がないわけない!と必死に探すもアラフィフ、力尽きて断念。
幼虫だったら見つけられたのになぁと残念でした。
後から調べてみると、基本的にメスがいるマットは卵を捨ててしまう可能性があるので、替えない方が良い、とのことでしたが、臭いがどうしても気になって土に総入れ替えしたんですよね。臭いが気になる場合は、上から土を足すことで多少は軽減されるそうです。
▼一応、頑張って探した写真・・・。

親戚がそろそろ帰るというので、それを機に自然に戻すことに。庭の木にとまらせたら、いそいそと木につかまってあっという間に居なくなりました。近くの森に帰ったのかなと。
せっかくここまで元気に生きたのだから、鳥などに食べられず元気でね~という気持ちで子供立ちとお別れしました。

カブトムシを飼っていたらコバエがわいた!という話を聞きました。
調べてみたところ、昆虫ゼリーをそのまま放置しておくと虫がきてしまうようです。
ゼリーの容器と汚れた土は一部すくうなどして綺麗にしましょう。
また、ひのきチップは卵が見つけにくかったと書いたのですが、ひのきチップの方がコバエが湧きにくいという意見も。
虫かごの蓋につかまってカブトムシがおしっこしたりして思わぬところに飛ぶ可能性(匂いがつく)や、コバエが入り込む可能性がありますので、虫かごと蓋の間にキッチンペーパーを1枚挟むと良い!というアイディアもありましたよ!
ご参考まで。
テレビで放送されていたのですが、カブトムシ関連で、面白い研究をされている方がいましたのでご紹介したいと思います。
■カブトムシの面白い研究とビジネス
■昆虫の形どうきまる?
■カブトムシは夜行性ではない?!
↓カブトムシはクヌギやコナラが大好きで夜行性と思っていましたが、地域により、シマトネリコという木を好むカブトムシは昼間も活動することが分かったという記事です。
どの記事もカブトムシが好き!!という強い思いからとんでもない発想、発見をされています。こういった記事を読むと、子供の疑問にとことん付き合う事、外で思いっきり遊ぶこと、好きなことに熱中することの大切さをとても感じます。
初心者・小学生でも簡単にできる!標本の作り方
標本を作りたい!という親戚の子のリクエストでこんなキットを見つけました!
本格的な標本にするためには、長い時間かける必要があるのだと思いますが、今回は小学生でもできる簡単な方法と使用した商品の紹介です。
標本ってどうやって作るの?難しそう・・・。私もそう思っていました。
でも、用意するものは、下記に記した通り、これだけ。
昆虫針がなくてもスポンジにしっかり爪をひっかからせるように整えればOK。
な、なのですが・・・写真・・思いっきり針使ってるじゃん!!
実は・・・あまり触ると足がもげそうだったので、一応、家のマチ針で固定しました。
昆虫針を使って本物の標本みたいに飾りたい!という方は別途ネットで売っているのでそちらを購入するか、短めのマチ針が自宅にあるのであれば、スポンジや台紙からはみ出ずに良いと思います。
あとは、手順通りに行うだけなのですが、お亡くなりになった昆虫が10日以内のものであれば、ドライヤーで特に温めずに出来ましたよ💦
ネットで標本の作り方を調べると、体を柔らかくするためにお湯で煮るというやり方も出てくるのですが、お湯の中でふやけてバラバラになりそうだし、後始末を考えただけで寒気がするので却下。
もちろん、昆虫をお湯で煮る場合は、100均などでそれ用の小さめのフライパンを購入してくださいね(-_-;)
【用意するもの】
・標本にしたい死んでいる昆虫
・ドライヤー
・新聞紙
・割りばし
■フジコン 標本LABO

フジコン 標本LABO セット内容と使用方法について
対象 | 昆虫 |
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特長 | ●コーティング加工で作る、斬新な昆虫標本キットです。 ●注射器、虫ピンなど使わずに簡単に作れます。 ●防虫、防腐、展足が一度にできます。 ●壊れやすい関節部分を丈夫に強化します。 |
セット内容 | ・標本ケース ・標本台 ・コーティング剤 ・コーティング用パック ・ピンセット ・名前シール |
ご使用方法 | 【用意するもの】 ・標本にしたい死んでいる昆虫 ・ドライヤー ・新聞紙 ・割りばし 【手順】 ●標本する昆虫(死亡後約10日のものが理想的)の汚れを濡れたティッシュペーパーや付属のピンセットできれいにします。 ●標本する昆虫のお腹を上にして割りばしで軽く押さえ、ドライヤーで10cm離したところから、約2分間熱風をあて、体をやわらかくします。 ●付属の袋の底を倒れないようにしっかりと開いてから、標本にする昆虫とコーティング剤を全部入れ、袋のチャックをしっかり閉めます。 ●昆虫にコーティング剤がよくからむように、袋をゆっくり回転させます。 ●割りばしで昆虫に付いた余分なコーティング剤のしずくを切りながら取り出し、最初につくった台の上にのせ、ピンセットで足のツメをスポンジに引っかかるように整形し、約1時間乾かします。 ●名前シールをスポンジにはってから、ケースの口を少し押え楕円形に広げた状態で、昆虫の頭のほうからゆっくりと台をケースに入れます(このとき台は、ケースの天面にある線の上に重なるように入れてください)。 ●キャップをしっかり閉めると完成です。 ※完成時キャップのほうが底面になります。 |
ご注意 | ※本品は昆虫用品です。目的以外の用途では使用しないでください。 ※本品はコーティング加工による標本作製のため、昆虫自体の質感が損なわれることがあります。あらかじめご了承ください。 ※コーティング剤には有機溶剤が含まれているので、作成の際は必ず換気をよくし、夏季のあるところではおこなわないでください。また、皮膚に付着した場合は、直ちに水で洗い流してください。 ※標本にする昆虫は、死亡後約10日のものが理想的です。あまり長く時間の経過した昆虫は、間接部が弱くなり、作製中、標本自体が壊れることがありますのでご注意ください。 ※標本作製使用後のコーティング剤は、火気のない屋外で、新聞紙などに塗り広げて完全に乾かしてから一般のゴミとして処分してください |
実際に作った標本
▼作った標本の1部ですが、こんな感じに出来上がりました!艶々でしょ?
お亡くなりになってから10日以上経ってしまっているものは、足が取れやすくなってしまったりしてよく見ると・・・足が取れてない?!って思うんですが、じっくり見なければ分からない!虫取りをした夏の思い出、夏の自由研究、絵日記などに書くには十分な出来だと思います!
本来、マチ針は不要なんですが、足を触ると取れてしまいそうだったので、急遽、家にあったマチ針で留めてみました💦
因みに、私は足もまだ動くし、ドライヤーで温めないでいけるかな?と思って使ってません。。
亡くなってから10日以内の昆虫、ドライヤーで温めるなど、ちゃんと手順にそってやればもっと美しく作れると思います!!


標本を作った感想とまとめ
お子様が作られるときはコーティング剤のついた昆虫を落としかねないのできちんと新聞紙などを敷いて作った方が良いです。
コーティング剤が沢山残るので、セミやトンボもコーティングしてみましたよ。
セミを捕まえて、虫かごに入れ、玄関に置いておいたら夜、びっくりする音量で鳴きだし、慌てて夜中逃がしたり、なぜか(子供が遊んだまま虫かごに戻さなかったのか)カマキリが玄関先の傘の上を歩いていたり・・・カブトムシが脱走したりと、ハプニングが沢山ありましたが、初めての経験で私にとっても良い思い出になりました。
昆虫標本を教えてくれるイベントはある?
標本の仕方を教えてくれる科学館などもありますので実際に作り方を見たい方は検索して公式ホームページをチェックしてみるのも良いと思います!
(ご参考)
六都科学館や小田原にある生命の星・地球博物館でも昆虫標本のワークショップが開催されていました。
珍しいカブトムシを触れる!カブトクワガタふれあいの森2024 in お台場
今年はこちらのカブトクワガタふれあいの森2024inお台場で、珍しいカブトムシを見てきました。
カブトムシ&クワガタのふれあいコーナー、特別ふれあいコーナー、生体展示コーナー、フォトスポット、標本展示コーナー、ぬりえ&クイズコーナー、スタンプラリー等、小さな子から大人まで楽しめます。
今年は既に終了してしまいましたがまた別の会場で開催されるかもしれません。来年行かれる方は公式ホームページをご確認くださいね。

▼カブトムシの手。。。ナガッ!!

▼ヘラクレスオオカブト
角・・・ナガッ!

▼ニジイロクワガタ 光ってて綺麗です。ブローチみたい。


▼因みにこんな大きなカブトムシのフィギュアも購入し組み立てました。リアル~。



カブトムシの飼い方についてと標本の作り方等、いかがでしたか?少しでもご参考になれば幸いです。
昆虫に興味が出てきた方!今年の夏、カブトムシを捕まえて既に飼っている方!ぜひ標本作りにもチャレンジしてみてくださいね~。

▼アスレチック・遊具が充実